総統閣下は「侵略!イカ娘」に参戦するようです
二人の独裁者の対立。こんなこともあるかと思ってたんですが。このシリーズ、3話目が好きなんですけど、まだようつべにはアップされてないのかな。ドイツ語だから、聞き取れないことをいいことにやりたい放題。
「字幕」ってそんなものなんですよ。世界で起こっている事件。映像が流れるから「事実」だと思わせられるけど、映像は「文脈」が与えられるまで「意味」を持たない。フロイトの二段階抑圧説ですね。一回目のトラウマは、それがなぜトラウマなのか意味付けることが出来ない。既知のシステムに組み込めない出来事が、意識化できないまま浮遊する。「意味を知る」という別の事件があって初めて、それ以前の「出来事」がトラウマとして意味付けられる。シニフィアンが与えられて、カオスな現実からシニフィエが切り取られるわけです。そして「戦争だ」と意味付けたなら、その意味付けが「戦争」を引き起こすのですよ。どうなるんでしょうね?
この「総統閣下 x イカ娘」シリーズの良いところは、これから「和解」へと話が進むことです。どんな未来を望んでるかによって、人類はその未来を引き寄せます。
けいおんネタの総統閣下シリーズも良いです。泣きます。深い話です(ニコニコ動画で見る)。
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